HIDEUP Blog 須江一樹

myxスタッフ岩崎氏からNグリ釣果報告!これからの東京湾ボートシーバスの展望、コノシロパターンと冬シーズン

2020-12-14 18:28:16

コノシロパターンも末期に入ってきた感のある今シーズン。少し前になってしまいましたが神奈川トヨタmyxのスタッフ岩崎さんからNグリの釣果報告が届きました!

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/12/14

グッドサーイズ!!カッコいー!!シーバスが(笑)

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/12/14

ハイレモンでの釣果でした。見る人が見ればわかりますがもはやNグリの聖地ともいえるポイントです。動画撮影もこのポイントでした(笑)

 

 

さて、今年はなんと8月から始まってしまったコノシロシーズンもいよいよ後半。というかもう終盤といってもいい時期となって参りました。12/14現在コノシロパターンは継続中です。しかし12月後半は例年でいえばコノシロパターンの終わりを迎える時期です。

 

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去年でいえば1月上旬から中旬くらいまではコノシロパターンで釣れていました。今年もそのくらいまで釣れそうな気配です。というのも去年とほぼ同じようなエリアで、ほぼ同じような釣れ具合で今年も推移しているからです。

 

そうなるとNグリの出番は1月中旬のコノシロパターンの終わりまでありそうです。去年結局最後までコノシロパターンで釣れ続いたのは、川の河口回りです。この河口回りのポイントはNグリとの相性がすこぶる良い事が今年の釣れ具合で証明されました。河口にコノシロがいて、このコノシロにシーバスが付いている限り、Nグリの出番は必ずあります。

 

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とはいえ、コノシロに付くシーバスの量は確実に減っていきます。しかしシーバスを狙う船の量はそこまで変わることはなく(土日は特に)ハイプレッシャーにさらされることが予想されるため、大きすぎるビッグベイトやトップウォーターへの反応が厳しくなってしまうのがこれからの季節です。特に今年は小さいコノシロ(コハダ)の量が多く、大きすぎないビッグベイトへの反応が良かったシーズンでもあります。Nグリのような大きすぎない、かつ存在感のあるルアーが活躍する季節でもあり、尚且つそういったルアーが活躍した事が今年の特徴でもありますので、今年のコノシロシーズン終盤戦こそ是非Nグリを投げて欲しいです。

 

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そしてこのコノシロパターン終盤戦から冬にかけての間、鉄板ともいえるルアーはHUミノー111Sです。

 

まずコノシロパターン終盤戦についてのミノーの有効性です。終盤戦に限らずミノーはコノシロパターンに有効なプラグなのですが、Nグリの部分でも書いた通り、大きすぎるルアーへの反応が悪くなってくる終盤戦はHUミノーへの反応が特に良くなります。また、コノシロパターン終盤戦から増えてくるアフタースポーンのシーバスに対してもHUミノー111Sは有効です。とろとろとスローに巻くことで、産卵で体力を使ったシーバスに口を使わせることが出来ます。

 

加えて、メスのシーバスの後に入ってくる、あるいはメスの群れの周りにいるオスの群れにもHUミノー111Sは有効です。オスの群れは60センチ前後の大きさのシーバスが多く、ビッグベイトを食いきれないシーバスが非常に多い群れです。そんなオスの群れにはHUミノー111Sがピッタリ。オスの群れは元気いっぱいで活性の高い群れが多いので、ジャークを繰り返して速い動きでシーバスにアピールさせるアクションが効果的です。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/12/14

 

コノシロパターンが終わり完全な冬シーズンに入ると、ミノーと鉄板バイブのシーズンに入ります。

 

この時期もHUミノー111Sが欠かせません。昨年でいえば1月から4月までの冬シーズンが1年通して最もHUミノー111Sを使う時期になりました。魚はいっぱい、でも釣り方が日によって驚くほど違うのが冬シーズンの特徴です。ジャーク、トゥイッチ、タダ巻きをどう組み合わせていくか、泳がせるレンジを調整しながら、当日シーバスがどのようなアクションに反応するかを見つけるのが冬シーバスです。

本当に魚はいっぱいいるので、むしろハイシーズンよりもパターンを掴めば数釣りを楽しむことが出来ます。60~70センチくらいのシーバスが多く元気いっぱいなのでガンガン引くので、ビッグベイトの釣りはできませんが「ハイシーズンよりも冬の方が楽しい!」と言ってくれるお客様も多くいるくらいです。

 

冬というと、寒いからシーバスはボトムにいて、あまり動かないとかそういうイメージがありませんか?全く違います。表層近くまで誘い出してこないと食わない日もありますし、ジャークを繰り返して口を使わせる日もあります。確かにレンジが深い日が多い事も事実ですので、よく飛び深く潜るHUミノー111Sが非常に活躍します。

 

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よく飛んでよく潜ることで、レンジの深いシーバスにまでアピールすることが出来ます。強めのウォーブリングで、水押しが強い為タダ巻きで十分アピールしますし、抵抗感が強いので移動距離を短くジャークやトゥイッチをすることが可能ですので、1キャストで何度も何度も同じシーバスにアピールすることが出来る結果口を使わせることも可能です。

 

冬はジギングと言われて久しい東京湾シーバスの冬ですが、現在でもイワシに付いたミドルサイズのシーバスがミノーでポンポン釣れる日があったり、良いことか悪いことか年々寒く無い冬になりつつあることを考えると、やはり今年もキャスティングでのミノーの釣りが成立すると思っています。

 

現在~1月中旬までNグリ、現在~4月までHUミノー111Sが活躍します。ハイシーズンは終わりになってしまいますが、楽しい冬シーズンが始まりますので、冬も是非ボートシーバス楽しみに来てください!!

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