前回の続き→東京湾マゴチ!イワシパターンでワイド4連発!!
イワシパターンでワイド4がマゴチ連発。イワシパターンはワイド4が圧倒的にハマることが多いです。言い方を変えるとルアーをマゴチが選んでいる状況とも言えると思うのですが、今回はアクションもかなり選んでいたと思います。
その代わりワイド4ならカラーは結構なんでも釣れてたかな(^◇^;)
ワイド4スエハデオレンジ!!
アクションはいつものリフト&フォールなんですが、あまり高く上げないリフト&フォール。ショートリフト&フォールとでも言いましょうか。使うジグヘッドは30g。水深は5〜7mくらいで、風はほぼ無しという状況でした。
ちなみにこの水深はいつもの水深というかガイド船がよくやる水深、つまり定番の水深です。今まではこの水深でも40gをお勧めしてきたのですが、今時期は風等で釣りがしづらいということがなければ30gをお勧めしています。
これも理由は分かりませんが、早いテンションフォールが効く日というのがあります。これがみられるのは4月5月の比較的ハイシーズンの早い時期に見られるのですが、その為40gを今まではお勧めしてきました。
ワイド4DDDとワイドホグ4 チャートグリーン/ゴールドFのダブルヒット!
6月くらいになると、早ければ釣れるという段階からいわゆる普通のフォールが食うようになります。その為30gをお勧めしています。もちろん風が強い日や水深の深いところを攻める場合は40gを使う場合もありますので、必ず40gもお持ちください。
この日のアクションはショートリフト&フォール。ハンドル1回転未満で巻いてリフトさせてあまり高く上げないようにリフト&フォールさせるとヒットが増えました。さらにこの日の特徴としてはおかわりバイトが非常に多かったということ。魚が多い証拠ですね。
おかわりバイトとは、一回バイトして乗らなかった後にすぐさまバイトしてくるバイトのことをおかわりバイトと呼んでいます。これを獲れるか獲れないかで大きく釣果が変わってきます。
ワイドホグ4シニカケギル!DDD無くなっちゃったけど釣れた!!笑
マゴチ釣りでは常々可能性があるおかわりバイト。おかわりバイトがある可能性があるので、僕はマゴチ釣りの時はロッドで合わせることをあまりいいと思っていません。ロッドで合わせてしまうとミスバイトの時ルアーがマゴチの前から消えて無くなってしまうので、おかわりバイトの可能性が極端に減ってしまうからです。
バイトがあったらまずは巻き合わせです。巻き合わせで重みが乗ったらそのままゴリ巻きしてファイト開始です。重みが乗らなかったらそのままテンションフォールでおかわりバイトを誘います。この巻き合わせによる2段構えでルアーに興味を示したマゴチを確実にバイトまで持ち込ませることで釣果を伸ばすことができます。
ワイドホグ4 チャートグリーン/ゴールドF!
バラしを防ぐという点から見てもロッドで合わせるのはNGです。ロッドで合わせるとどうしても合わせた後にロッドを下げて来なくてはいけません。この下げてくる時にバレる可能性が高くなってしまいます。
シーバスや他の魚に比べて、引かない魚であるマゴチ。引かないというと語弊があるかもしれませんが、あまり走る魚ではありません。60超えてくると走るようになるのですが、50センチ台までは引くというよりはやはりヘッドシェイクが中心の魚です。このヘッドシェイクが中心の引きと、重いジグヘッドの釣りの相性が正直最悪です(笑)
重いジグヘッドに対してヘッドシェイクをされてしまうと、少しでもラインが弛んでいるとすぐにすっぽ抜けてバレてしまいます。さらにマゴチの口は硬いですが、脆いので針穴が広がりがちでバラシの危険性が非常に高い魚です。バラシを防ぐためにはロッドを固定してとにかくゴリ巻き。ラインが弛まないように、引こうが首を振ろうがゴリ巻きしまくることでバラシを防ぐことができます。
ちなみにラインが弛むと言っても、正直自分では気づかない程度の弛みです。後ろから見てるとよくわかるのですが、ゴリ巻き意外では防ぐことができないほどの弛みでマゴチはバレてしまいます。
ショートリフト&フォールと巻き合わせ。イワシパターンに限らずですが非常にマゴチ釣りで重要なテクニックですので、しっかり覚えておいてくださいね!