きっちり丁寧にやると、釣れるんです。
一部では「バックシート現象」なんて囁かれてたこともあったような気がしますが、
釣れるときは釣れる、釣れないときは釣れない理由がキチンとあるもんです。
彼はたまーに私のボートに乗りにきてくれる職場の同期の木原君。
彼とは去年の10月から人事異動で職場が一緒になり、
「釣りつれってよ。」
の言葉がきっかけで、私のボートでバス釣りを覚えました。
彼にとってバス釣りは「趣味」という程でもなく、釣りは私と行くときくらいしかしません。その回数は本当に数える程です。
バス釣り雑誌も読まなければ、釣り具屋に行くわけでもなく、このHUブログも見ていないくらいです笑
でもそんな彼が釣るんですよ。いつもバックシートで。(だいたいスタ4テキサスしか使わないんですが・・・・)
19日の雨風に撃たれまくった日は、彼だけ釣ってなんと私はマルホゲリ・・・
ビギナーズラックなんて言葉で終わることもできますが、仮にビギナーズラックだとしてもやっぱり釣れるには釣れる理由があります。
それは、やっぱり「釣りが丁寧」なんです。
基本、ワームの釣りが多いんですが、彼が釣りに来るときには、
「じゃ、後ろでテキトーにズルズルやっといて下さい」 くらいのなんとも雑なノリでその日のタックルを手渡し、後は放置プレー笑 ネット係とワームの交換がその日の私の主な仕事になります笑
別に何からも情報を得ることが無い彼は、「止めておくこと」が最もバイトを出す方法だと、本能的に理解しているようで、バックシートからリールをシャカシャカ巻いたり、ロッドをパンパンと煽ったりする音は全く聞こえてきません。
逆に情報や、妄想に染まりまくっている私の目から見れば、彼の動作は魚をバイトさせるのに最も合理的な、「神のアクション」ならぬ、まさに「素のアクション」なんです。
ゆっくり引いては、しっかり待っている。
良く魚を釣る人は釣りが丁寧です。
そんな基本的な動作が、先日の悪天候の中でもしっかりバスをつれてきてくれたんだと思います。
情報が得やすくなった今でこそ、ブログや雑誌なんかでは
「リフト&フォール」「リアクション」「チョンチョンとやって。。。」「グリグリ~っと巻いて」
「ウィードを切って。。。ほぐして」「チョイ跳ね」
等の、動作やルアー自体の動きを表す言葉が多く使われていますが、これはあくまでイメージであり、そのほとんどが釣り人側の事情で生まれた動作だと感じます。
こういった言葉を知らない私の同期が魚を釣るためにとっている動作、それが「ゆっくり、丁寧」なんです。
もちろん上記の言葉もイメージとしては必要不可欠なものなんですが、、、。。言葉で伝えるのって本当に難しいですよね笑
秀雄さんとも2,3回同船して一緒に釣りをしたことがありますが、やっぱりうまい人は竿さばきが丁寧です。(そりゃTOP50だから当たり前か・・・・)竿から音が一切聞こえない。
もう一度自分の竿さばきを見直さなければいけないなと・・・そう思っている今日この頃です。
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