HIDEUP Blog 乃村弘栄

スライドスコーンジグについて

2018-04-20 12:26:56

hideup 乃村弘栄 ブログ写真 2018/04/20

乃村ガイドのゲスト様はよくスコーン投げてくれます(私がスコーン!スコーン!言いまくってるからなんですがw)

色んなセッティングのスコーンを拝見する機会が増えたので、私なりの考え方を綴ってみます。

HIDEUPの[スライドスコーンジグ]私はよく使いますが、正直スコーンのジグとしてはオールマイティーなジグではありません。フォールの釣りもできるように重心が真ん中よりの特殊なヘッド形状になっているので、巻くと浮き上がりやすくなっております。

よって、深い所を速く巻くスコーンの釣りには少しやりにくく感じるかもしれません。具体的に説明すると浅い所をゆっくり巻きたい時はスライドスコーンジグ。深い所を速く巻きたい時は低重心のスコーン用のジグがオススメです。もちろん深い所をトロ巻きしたい時はスライドスコーンジグで対応可能です。

浮き上がりやすいジグだからこそ巻ける場合もあり、私が最近スコーンで狙っているレンジは1.5m~2,5m よってスライドスコーンジグの出番が増えてるという訳です。(9gか12gが使用頻度高めです)

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そしてトレーラー。

よくお見かけするトレーラーのサイズは4in~5inを付けてる方が多いんですが、私の場合ほぼスタッガーオリジナル6in.

理由もありまして、私がスコーンに求めるのは[存在感があるものをゆっくり巻ける事] スイムベイトを使うイメージです。

同じジグのウェイトでもトレーラーを小さくすると水の抵抗が減りフォ―ルスピードが速くなって、自然と巻くスピードが速くなってしまいます。「じゃあジグのウェイトを軽くすれば?」と、考える方もおられるかもしれませんが、そうすると今度は飛距離が落ちてしまいます。スコーンの釣りはとにかく飛距離が大切!ジグの自重とトレーラーの自重で私の場合飛距離を稼いでおります。ジグのウェイトを重くしても浮き上がりやすいジグは飛距離を出しながら浅いレンジを巻く事を可能にしてくれます。

正直バイトの数はトレーラーが小さい方が出るのかもしれませんが、私のガイドの場合スコーンで特大を狙っていただきたいと考えてます。特大サイズはルアーを追うのをめんどくさがったりします。存在感があるものをゆっくり巻ける事でしか反応させられない奴は確実に存在すると思います。

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スコーンの話とは違いますが、今後の私の琵琶湖のガイドでの展開としては、ジグをしゃくるリフト&フォ―ルの釣りの出番も増えてくると予想できます。(7gか9gか12g)

先程も書いたみたいに重心が真ん中よりにあるスライドスコーンジグはリフトさせた時の跳ね上がりがとても良いんです。軽い力で高く上がるジグなので力も要らず、非常にしゃくりやすいんです。

しかもロングシャンク搭載のジグなので、ワイドのようなボリュームのあるトレーラーとも組み合わせもバッチリです!

リアクションの釣りの場合はワイドツインテール、フォ―ル中心の時はワイドと使い分けてみてください

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トレーラーを変えるだけで春夏秋冬あらゆる状況に対応できる[スライドスコーンジグ]

是非お試しあれ♪

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