HIDEUP Blog 須江一樹

チ二ングにも定番グリパン系カラー!グリパンペッパー/ブルーF&イタスギル!!

2020-07-10 21:23:58

この度の九州をはじめとした全国各地で、豪雨被害を受けられた皆様及びご家族の方に心よりお見舞い申し上げます。

 

毎日毎日雨風で出船できなくて嫌になっちゃう。と思いつつ、日常生活さえままならない地域の方もいらっしゃるのでそんなこと言ってられませんね。まだ雨が降るみたいなので現在進行形の災害。身の安全を第一になんとか乗り切ってほしいです。

 

東京湾の方は被害というものは聞いていませんが、1週間近く南風吹きっぱなし、雨もかなり降ったことを考えると、だいぶ海の中は変わってきてるのかなぁと思います。まともに出船出来てないので正直状況がイマイチわかりません。こんなに出てないと自粛生活を思い出します(´;ω;`)

 

という事で時化前のチ二ング釣果紹介。前回はギルカラーについてお伝えしたので、今回はマゴチでも定番カラーであるグリパン系カラーについてお伝えします。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/07/09

 

グリーンパンプキン。略してグリパンです。ブラックバスの釣りでは超定番カラーで、その名の通り緑と茶色を混ぜたような色をグリパンと呼びます。

 

ワイドホグのグリパンと言えばグリパンペッパー/ブルーF。グリパンベースで黒いラメ?とブルーの細かいラメが入ったモデルになります。ちなみにペッパーってカラーの名前に入ると、一般的には黒い光らないラメが入ってるという意味になります。(たぶん)

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/07/09

 

グリパンと一言に言っても、各社でだいぶ色合いが違います。緑が強いものもあれば、茶色が強いものもあります。濃いものもあれば薄めの物もある。ワイドホグのグリパンは、茶色が強めで非常に濃い色合いのグリパンです。光に透かしてもボディは一切透けないくらい濃いグリパンです。

 

このグリパンペッパー/ブルーFもチ二ングで非常に有効なカラーです。チ二ングでのカラー選びの基準の一つに、潮色に合わせるという基準があります。東京湾は日によって潮色がコロコロ変わる海で、特に濁った時はグリパンのような色になることが多いです。そんな潮色の時はグリパンペッパー/ブルーFの出番です。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/07/09

 

潮色になじませつつ、濃いボディなのでシルエットはハッキリ。魚に不自然にアピールしない、でもしっかり見える。そんなカラーだと思います。狙っている場所のボトムも苔や砂、泥などが堆積しているところも多いので、グリパンのような色をしているボトムのポイントでも自然にアピールできるカラーです。

 

光過ぎないラメも非常にナチュラルにキビレ黒鯛にアピールしてくれます。逆にグリパン系のカラーで、ラメでのアピールを考えるなら イタスギル です。亀山ダムでガイドをされている、上州屋東陽町店勤務の凄腕プロアングラー板山 雅樹さんが考案されたカラーで、ブラックバスは亀山ダムに限らず日本全国めちゃ釣れるカラーです。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/07/09

 

イタスギルは、グリパンペッパー/ブルーFよりも緑が強め、そしてボディが透ける位薄めのグリパンです。赤緑黒のラメがふんだんに入ったカラーで、ラメによるアピールが非常に高いカラーです。

 

ラメの光ってやっぱり魚は非常に気になっています。特にピョンピョンと跳ねさせるアクションを主体としているチ二ングのアクションでは、ギラギラとラメが大きければ魚がヒラを打ったかのようなフラッシングが出ているはずです。

 

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/07/09

 

フラフラ落としている最中にもキラキラ乱反射をしながらフォールしているはずなので、フォール中にもアピールしています。ラメが入ってると、本当に魚が気付くなーと感じることが多いです。

 

イタスギルは透けるくらいの薄いグリパンのボディです。という事は、日陰と日向、順光逆光で色の濃淡が変わるという事です。暗いところから明るいところに持ってきたり、逆に明るいところから暗いところに入れたりという時に色彩の変化が生まれます。こういう色の変化に魚って弱いんですよねー。

 

注)イタスギルのボディはダークオリーブというカラーです。大変失礼いたしました。2020/7/11追記 

 

グリパンペッパー/ブルーF&イタスギル!チ二ングに必須カラーです!!