東京湾マゴチは産卵期!オリジナル3.5とワイド4の使い分けで好釣果を狙え!
例年6月半ばから7月半ばまではマゴチはスポーニングだから、結構厳しくなりますよー。と言い続けて参りましたが、今年は意外と釣れてるような…。
確かに一時非常に厳しくなったのですが、最近は潮周りが良くなってきているからか、意外と好調です(笑)
この時期定番としていたオリジナル3.5インチ!カラーも定番レッドG・R/F!
梅雨時期は例年マゴチは非常に厳しくなります。これはマゴチの産卵の時期にあたり、口を使わなくなるからと言われています。確かにこの時期くらいから夏まで、釣れて掛かってる大きいマゴチ(メス)に小さいマゴチ(オス)がついてくる追いゴチと呼ばれる現象がみられるので、産卵行動というのは間違いないのかなと思っています。
ワイド4スエジミグリーン!!
ただ今年はワイドも変わらず釣れているのが去年と違うところ。考えてみれば、全部一斉に産卵行動する訳ないんだから、まだまだ春の良いシーズンの状態のマゴチもいるはず。やはりワイドで釣れる魚は少し大きい気がします。メスなんですかね?
最近はオスとメスで少し食性が違うのでは?と思う気もしてきました。この時期は大きいマゴチが釣れる場所と小さいマゴチが釣れる場所が、結構分かれてきます。ここらへんで釣れると大きいなー、ここらへんで釣れると小さいなーという感じです。大きいのが釣れるところはワイドが優勢です。
大きいマゴチは、イカやシタビラメをこの時期は良く吐きます。逆に最近の小さいマゴチはイワシをよく吐きます。現在釣れているエリア全体的にイワシが入っていることもありますが、やはり食性の違いを感じます。
イワシの鳥山の下で、ワイド4でマゴチがポンポン釣れた経験があることから、シルエットはあまり関係ないのでは?と思っていたのですが、その時はイワシを食っている何かにワイドが似ていたのかもしれませんね。
魚の事ですから憶測でしかお伝え出来ませんが、ワイドとオリジナルで釣れるマゴチのサイズが違うこと、大きいマゴチと小さいマゴチで吐くものが違う事で考えると、オスとメスの食性が違う気もしてきます。そんなことを考えながら釣りするのも面白いですよね。
という事で、現在はワイド4もオリジナル3.5も両方必要な状況です。釣れるエリアで、釣れるサイズが違うので、移動するごとに釣れるワームが違う可能性があります。ちなみに、東京湾でいえば例えば羽田から富津まで移動したらとかそういう話ではありません。同じ羽田の中で、釣れる場所が違うだけでサイズが違う可能性があるという事です。
比較的好調と言いつつ、基本的にはハイシーズンと呼ばれる釣果からは少し落ち着いてきてしまっているのが現在の東京湾ですが、大きいマゴチも小さいマゴチも両方狙って数を稼げば、半日で一人5本以上釣ることも十分可能です。
大きいの狙いだからワイドを投げ倒す!小さいのも全部釣りたいからオリジナルを投げ倒す!ではなく、釣れたマゴチのサイズに合わせたルアーのセレクトをしてみてください。その方が最終的に数もサイズもまとまった釣果になると思います。