スライドスコーンジグと、スライドフォールジグの違い2
前回の続きです。
なぜフォールではSFJ(スライドフォールジグ)が有利かと簡単に説明しますと…
上記画像左はSFJ5g、右がSSJ5g。
共にスタッガーワイド4インチをセット。
黒い線を見るとフックの位置が全然違うことがわかります。
過去に水の綺麗な場所に何度もボートを走らせ、目の前でバスが食う瞬間を何度も見て研究しました。
結果から言うとフックの大きさでバスの食う(口に入れてる)時間が全然違うこと。
ロングシャンクのフックがついたジグではなんでフォールではあまり食わないのかが気になってました。
食わないのではなく食ってるけどすぐに吐いてるってのが答えです。
フックサイズが小さいSFJは違和感なく口の奥まで食ってくれる確率がかなり高い。
ワイド独特のフォールアクションを出すため、キャスト後はラインテンションは超フリーにするので、食ってるかどうかはラインが走ったりしないとなかなかわかりません。
ロングシャンクのジグだと食った瞬間に違和感があるんでしょうね。ガチっとフックの硬い違和感があると思います。すぐに吐き出す場面が多く見られました。
もちろんこの時にはラインテンションはフリーなのでキャストしているアングラーは気づいていません…
食ってないのに何故ワームだけがボロボロになってるのか!?
気づかないまま吐き出してるんですね…
なので結論から言うと、フォール重視の場合はフックサイズはできるだけ小さい方が圧倒的に良い。
フォールで狙う場合はSFJが有利です!
SSJのメインの使用法はスコーンがメインです。
スタッガーオリジナルでは3.5インチから7インチまでのサイズが合います。
スコーンリグがメインですが、もちろんワイドにも使えます!
SSJにワイド4でのボトム狙いではバイト後すぐにフッキングするのでSSJのような大きなフックは全く問題ありません。
問題はフォールでやはりSFJではガードが弱いので攻めきれなかった立ち木やブッシュなどに使いやすいのはSSJになります。
SFJの弱点はSSJでカバーをする。
この2つのジグで細かい状況に対応できます。