HIDEUP Blog 須江一樹

シーバスがHUミノーのレンジより下にいて、ジャークで上まで呼んできて食わせるイメージ?HUミノーの使い方!!

2020-02-17 12:18:32

さてさてちょっと曖昧な釣りをする時のイメージの話です(笑)

 

今回は【シーバスがHUミノーのレンジより下にいて、ジャークで上まで呼んできて食わせる】というイメージです。ちなみにですが、そんなのバイブ沈めれば喰うんでしょ?と思うかもしれませんが、食わないからミノー投げてます。泳いでる層と食う層って必ずしも一緒ではないし、アクションの質によって食う喰わないも出てきます。レンジだけ合わせれば食う訳ではありません。もちろん逆にバイブでしか口を使わない日もあります。そもそも下にいるイメージだから本当に下にいるかも微妙な話ですけどね(笑)

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/02/17

 

で、シーバスを下から呼んでくるイメージなので、まずはある程度潜らせてから、ジャークは強めに下方向にロッドを捌いて3~10回くらいジャークします。下にいるシーバスにここにいるよーって気付かせるイメージです。回数に幅があるのは気付くのに時間がかかるなーって気がする日は多め、あんまりジャークし過ぎると嫌がっちゃう日があるのでそんな日は少なめという感じです。ジャークは僕はかなり糸フケを出してジャークさせます。ジャークとジャークの間にストップの間ができるし、多少なりきダートしてると思うので糸フケだしながらのジャークをしてます。

 

気付いて上まで上がってきてから食わせるわけなんですが、ここら辺が日によって違います。ジャークからストップ、続いて巻きという流れなのですがストップは一瞬でいい日もあれば、しばらく止めておかないと食わない日もあるし、沈めてから巻かないと釣れない日もあります。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/02/17

 

一瞬のストップの時は、最後のジャークの糸フケを取って巻き出せばいいだけです。糸フケがあるので止まっている時間が少しあります。止めたときに食うと感じる時は、少し糸を張り気味でストップさせておきます。止めて食う時は大体5秒以内くらいです。止めている最中にコン!っと当たるので巻きまくって合わせてください。

 

沈めないと食わない、というか沈めてる最中に寄せて巻きで食わせるというイメージなのですが、沈める時は糸を弛ませます。糸を弛ませることで、PEラインの浮力で頭が少し上に持ち上がります。持ち上がると重心移動のウェイトがお尻側に移動するので、お尻を下にしてスーッと沈んでいきます。実際20~30m先でどうなっているかは見えませんが、この止める時と沈ませる時で姿勢を変えることが出来ることもHUミノーの特徴の一つでもあります。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/02/17

 

止める時は頭下がり姿勢で食わせる姿勢に、沈ませる時はお尻下がりである程度のスピードで魚を寄せながら沈ませる。これは試作品段階で送られてきた時に気付いたHUミノーの特徴でした。シンキングモデルは重心移動ウェイトが2つ内蔵されていて、その内臓ウェイトがマグネットで固定される方式になっているのですが、追加した2個目のウェイトまで磁力が届かず2個目は固定できていません。これが功を奏して、今回のような使い方が可能になりました。重心移動を内蔵しているシンキングミノーのほとんどはお尻から落ちますが、このように姿勢をコントロールできるミノーはHUミノー以外に僕は知りません。

 

最後に巻きを入れるのですが、最近でいうと巻きが速くていい時は中々ありません。HUミノーはブルブルと泳いでいることが伝わるほど今日波動のミノーですが、これがギリギリ動いていると感じるくらいのスピード、もしくは動いてないと思うくらいのスピードで巻くとアタリが出ることが多いです。巻くのはリール10回転以内くらいです。大体の場合は巻き出しから3回転以内くらいでアタリが出ます。

 

次回以降もイメージの話をしたいと思います!冬シーバス釣れてます!!

HU-Minnow111S