北海道に行っておりました
ターゲットはイトウ
北海道の色んな所に住むイトウだが、生息数が圧倒的に多いのは道北と言われている
今回で4度目のイトウ釣行
いつもは関西から札幌千歳空港まで行き、そこからレンタカーで道北まで5時間自走で走るというプランで行うのだが
今回はこの後に東京湾でシーバス釣行の予定があったので羽田空港まで車で行き、直で道北の稚内空港に向かうプランにした
初めてのプランだったが、このプランめちゃくちゃ楽♪次回からはこのパターンにする事にしよう
到着した稚内は想像していたより暖かかった
寒ければ寒い程調子が良くなると言われている秋のイトウ釣り
それは知っていたのだが、肉体的な辛さを考慮してこのタイミングにしたw
着いたその日はゆっくり準備して、翌日からの釣りに備える
準備完了後は一人で繁華街へ
そう 今回の釣行は単独釣行
寂しいかと思ったが、この時点ではテンション上がりまくっていて寂しさを感じない
それに北海道の食は最高に美味しい
ほろ酔い加減でこの日は眠りにつく
釣行初日
まずはイトウ釣りで最もメジャーな釣り場猿払川に向かった
メジャーな釣り場ゆえプレッシャーは半端ないがイトウの量はピカイチ
朝一はその猿払川の河口近くのサーフにエントリー
今回のイトウ釣行には目標があった
HIDEUPから発売した自身監修ルアー N-GREEDIE(通称 エヌグリ)
ここまでアカメ ビワコオオナマズ と2種を釣る事に成功している
日本三大怪魚制覇→結構いらっしゃるかと(達成済み)
日本三大怪魚年内制覇→ボチボチいらっしゃるかと(達成済み)
自身の監修するロッドで日本三大怪魚年内制覇→なかなかいらっしゃらないかと(達成済み)
自身の監修するロッドと一つのルアーで日本三大怪魚年内制覇→ここに挑戦です
正直書くとイトウにはエヌグリのサイズ感がデカい気がしていた
そんな不安もあり(ここが1番正念場になるな)と思っていた
小型も多いし、ハイプレッシャーな河川内では分が悪いと思っていた事もあり、海イトウと言われている大型の個体を狙う為にサーフを選んだ
そして開始15分程であった
波打ち際にエヌグリがさしかかった瞬間に ズドン! と生命感
開始してすぐの出来事にかなり焦ったが、無事にランディング
70弱程の個体ではあったがイトウを手にする事ができた
これでエヌグリだけでアカメ イトウ ビワコオオナマズの日本三大怪魚を年内に釣る事が出来た
(俺に苦手な事は沢山あるけど、俺にしか出来ない事もある)そう信思っていたし、そう信じて生きてきた
単なる自己満の世界ではあるものの達成感で心が満ちていた
エヌグリでの三大怪魚年内制覇で心に余裕が出来たので河川内でミノーなんかも投げてみる
しかし追加なし
今思えばこのミノーに反応無しが一つの答えだったのかもしれない
ちなみに猿払川がある猿払村はホタテが有名な村
本州で食べるホタテとは全然味の深みが違うので是非食べてもらいたい
午前だけ猿払川をやりそこから移動する
今回のイトウ釣行ではもう一つ目標があった
〔天塩川のイトウを釣る〕事
地元の方も「あそこのイトウは別格だ」「あそこでイトウ釣って一人前だ」と言う人も多い
同じ魚でも釣った場所でステータスが変わる場合もある〔九頭竜川のサクラマス〕とか〔琵琶湖本湖のビワコオオナマズ〕とか
こちらも完全に自己満な世界だが私はこうしたステータスが大好きだw
(天塩川のイトウが釣りたい)そう思い猿払川から1時間半の移動を決意
到着した天塩川は想像してたより大河だった
小規模な猿払川と違いどこで釣りをしたらいいかわからない…
とりあえず定番ポイントで釣りをするが反応無し
やはりそんなに甘くない
翌日
朝から天塩川に入る
数日前の雨で川は酷い濁りだった
この日も何も反応無し
いや、むしろ強風過ぎて釣りにならないというのが正解かもしれない
大河は川とは思えない程白波が立っていたぐらいだ
この日は早めに釣りを終え、稚内のB級グルメ〝チャーメン〟なる餡かけ焼きそばみたいな物を食べて体を温め、早目に寝た
翌朝ホテルを出ると、もう一度部屋に戻りたくなるほどこの日は寒かった
テレビでは内陸地でも雪の降る確率があるという天気予報が流れる
待ちに待った寒波到来
前日の強風が天塩川に残る予報だったので、この日の朝一は猿払川へ
海が大荒れだった為河川に入る
開始してすぐ
エヌグリに ドスン! と生命反応
上がってきたのは80センチ程の良型の個体
濁りがきつかったのでエヌグリのカラーは#ニジイロギル
ようはグリーンゴールド的なカラー
バスではあまり人気のないカラーではあるが、朝夕のマズメ時や濁りがきつい状況ではかなり有効的なカラーです
満足できる個体が釣れたので再び天塩川へ
到着すると前日同様に濁りと風がきつい
とりあえず竿を振ってみる
時刻は昼頃
集中力も切れており、何気にエヌグリを巻いていると
コンッ と違和感を感じる
竿にはエヌグリの重量感はない
次の瞬間 ドババーン! っと跳ねるイトウ
そのまま手元にエヌグリが返ってきた
やってもうた… 完全に油断していた…
貴重な天塩川のイトウをバラシてしまった
気を取り戻して竿を振るが、その後は何も起きなかった
ホテルへ戻る
この日あたりからは外に飯食いにいくのもめんどくさくなり部屋食になるw
そして孤独にちょっぴり寂しくなるw
息子の動画を見ながら酒を飲むw
翌日
朝から天塩川に入る
何も無い
近くの道の駅で〝ホッキカレー〟を頼む
父親の産まれという事もあり幼少期からホッキカレーをよく食べていた、ホッキをカレーに入れて煮込むホッキカレー
ホッキの旨味がカレーと混ざり合って大好きなのだが
出てきたホッキカレーはホッキフライカラーだった
なんか違うw
まぁ美味しかったのでOKです
昼食後は再び竿を振る
エヌグリでの最小魚釣れたw
夕刻まで竿を振り続けたが何も無し
天塩川のイトウ
あ~釣ってみたい!
翌日
釣行最終日
この日は札幌からHIDEUPテスターの加藤君が来てくれる事に
初めてのイトウ狙いという事で、いきなり天塩川は可哀そうなんで釣りやすい猿払川にした
この日は土曜日
場所とりも兼ねて早目にポイントに到着したのだが、有名ポイントってのもありすでに人が凄い
猿払川では夜釣り自粛のローカルルールが存在するのだが、おかまいなしに沢山の夜釣りの人がいる
興味本位で夜釣りしていた人に聞いてみると「一本だけ」との事
今回の猿払川、時期が早いのと濁りの影響でか、あまり釣果を聞かなかった
明け方になり加藤君到着で竿を振る
1番釣れる釣れるだろうなと思っていた#ニジイロギルを加藤君に貸す
そると3投目でHIT
が、無念のバラシ
早すぎるだろ加藤君w
でしばらくすると再び加藤君にHIT
今度は無事にキャッチに成功
85センチ程の良型の個体
やっぱ#ニジイロギル
ちなみに天塩川のイトウが反応したのもこのカラー
これからハイシーズン突入のイトウ釣り
このカラーは持っといた方が良いですよ(これマジで)
日が昇って難しい時間に突入
そんな中私にもHIT
朝から7.8人ルアーマンとフライマンが居たのだが喰ってくるのは私達のエヌグリ
先にも書いたが(イトウにはデカいかな)と不安もあったが、全然そんな事なかった
小さいルアーに分があると思っていた猿払川だが、イトウにとっては「なんじゃありゃー!」みたいな感じなのでしょうか
初めてS字系を見たブラックバスみたいに、やつらには新鮮だったのかもしれません
ちなみにミノーモードでの使用です
是非試してもらいたい
大満足だった今回のイトウ釣行
最後は一人ジンギスカンで〆
次は天塩川一本で勝負したいな