ワイドホグ4で62センチ!!今回はフッキングからランディングまで
リフト&フォールの基本的なアクションについては前回、前々回とお伝えした通りです。
キャスティングについて→ワイドホグ4が好調!60センチも!ツイン4&オリジナル3.5でも
アクションについて→ワイドホグ4で61センチ!!リフト&フォールはロッド固定で
投げてアクションしての次の段階。今回はフッキングやファイトについてお伝えしたいと思います。
ワイドホグ4 チャートグリーンゴールドFで当日最大62センチ!!でかい!!
まず結論から言いますとフッキングはした方がいいです。しかしガイド中「フッキングした方がいいですか?」と聞かれれば僕は「しなくていいです」と答えます。矛盾してますが、この部分を詳しくお伝えします。当たり前ですが、フッキングした方がハリがしっかり刺さるのでフッキングはした方がいいです。しかし多くの方はフッキングしてくださいと言うとロッドでバシッと合わせてしまいます。このロッドで合わせるフッキングがNGなのでフッキングはしないでくださいと言っています。
フッキングはロッドで合わせる前に、まず巻いてからです。アタリがあったらまずリールを巻いてマゴチが乗っているかを確認します。重みを感じなかったらそのままアクションを続けてください。リールを巻かずにロッドでバシッと合わせてしまうと、すっぽ抜けた場合せっかくマゴチがルアーに興味を持っているのにルアーが目の前から消えてなくなってしまって、再度バイトする可能性をゼロにしてしまいます。リールを巻けばルアーは目の前から消えないので、続けてアクションすれば再度バイトしてくれる可能性が残ります。
ワイドホグ4 チャートグリーンゴールドF!晴れた日はチャートが効く!!
この再度食うことをおかわりバイトと呼んでますが、おかわりバイトを出せるか出せないかで大きく釣果は変わると思ってください。1回目のアタリがしっかり掛かる方がマゴチのバイトでは稀です。
おかわりバイトがもらえないという意味でも巻くという動作は重要ですが、単純にフッキングという意味でも巻く動作は重要です。基本的にラインは多少弛んだ状態で釣りをしています。弛んだ状態からロッドでフッキングしても力はなかなか伝わりません。
力が伝わらないのでフッキングするとロッドを90度以上起こすことになります。その後弛んだラインを張るために巻こうと思ってもファイト開始までにラインがたるんでいるので魚がバレてしまいます。そもそもハリが立っていない状態でいきなり引っ張るので、大体の場合はすっぽ抜けます。ロッドで合わせると本当にいいことなしなんです。
こちらはワイドホグ3.3 チャートグリーンゴールドF!
フッキングの正解の流れは、バイトがあって巻いて重みがあるか確認して、重みがあったらそのままさらに巻いてロッドを最大限曲げます。マゴチが暴れ出したらそのままロッドを立ててフッキング完了と共にファイト開始というのがフッキングの正解です。これなら乗らなくてもおかわりバイトももらえるし、ラインも弛まずフックアップも完璧です。
続いてはファイトですが、基本的にはロッド固定でゴリ巻きです。魚が暴れようが引っ張ろうがゴリ巻き一択がマゴチのファイトです。一番NGなのはポンピング。ロッドを立てたり寝かしたりするファイトです。ポンピングをするとほぼバレます。
ワイドホグ4 チャートグリーンゴールドF好調継続中!
ポンピングをするほどマゴチは重い魚ではありません。走る魚でもありません。さらに使っているルアーは重めのジグヘッドで、ヘッドシェイクが得意なマゴチは少しでもラインテンションを抜くとジグヘッドをヘッドシェイクで水中で吹き飛ばします。これがポンピングをするとバレる理由です。
逆に重くないし走る魚でもないので、多少ドラグを使ってグリグリとロッドを曲げながら巻くことができるはずです。60センチを超えてくるとかなり重くはなりますし、65センチを超えるとかなり走るようにもなります。逆にそのくらい大きくなるとゴリ巻きできなかったとしても魚が重い為なかなかバレませんので問題ありません。
ゴリ巻いてファイトして魚が見えたら、そのままの勢いでネットインしましょう。ネットが間に合わなければ、抜き上げられる大きさであれば抜き上げも選択肢に入れます。いずれにせよ、ランディング直前が一番バレる瞬間です。特にネットランディングする為に、巻く手を止めてしまったりするのが最悪で、かなりの確率でバレてしまいます。ネットランディングにしても抜き上げにしても、ファイトの勢いそのままに行ってください。抜き上げ時には周りの安全を確かめましょう。
メインベイトのシャコとスタッガーワイドホグ4。この日は4インチの方が調子が良かったのですが、サイズ的には3.3インチですね。
アタリがあったら巻いて重さがなければ、そのままアクション。重ければそのまま巻き続けてロッドを最大限曲げてからロッドを立ててフッキング。魚がかかったらそのままゴリ巻きしてネットイン。これがマゴチのフッキングからファイトまでの流れです。とにかく巻く意識。これは東京湾で釣るほとんどの魚に言えることですが、フッキングとファイトは巻く意識を強く持つことでキャッチ率が格段に上がります。
キャストからアクション、フッキングからファイト、ランディングとマゴチ釣りの大体の釣りの流れはこんな感じです!是非参考にしてみてください!!