ザシーバス取材をマゴチに絞って振り返る!
つり人社出版のザシーバスvol.012はご覧いただけましたでしょうか!?今回は「ナオチンの釣れる魚はみんな好き」にて春らしくオープンエリアにてシーバス&マゴチを狙った記事を書かせていただいております。
本の中では当日の取材時の流れや、シーバスについては釣れ方から見るルアーセレクトの重要性、マゴチについては非常に基本的な狙い方について書かせていただいておりますので是非ご覧ください!
さて、今回HIDEUPブログの方ではマゴチに絞ってもう少し掘り下げた感じで取材当日を振り返ってみたいと思います。
当日のベイトはイワシです。半径100メートルくらいの狭い範囲にイワシが固まっており、それをシーバスやマゴチ、ヒラメなどのフィッシュイーターが捕食しているという状況です。
バイブレーションで釣った一匹目。この後メタルジグがバリ食いだということに気づきます。
ヒラメは意外と上まで追ってきます!メタルジグだからといって必ずボトムの方で食うわけじゃないですよ!
シーバスがボイルをしているような状況なので、上から下までイワシはいると考えられますが、マゴチに関してはこの状況でもボトム以外狙わなくて良いと思います。逆に他の対象魚を狙いたい場合はボトム以外を狙えばいいということです。
では、マゴチを狙う場合にも使うルアーは、イワシっぽいシルエットやイワシっぽいカラーじゃないと釣れないのか、というと決してそういう訳ではありません。当日僕が釣ったマゴチは全部で4本でしたが、そのうち3本はスタッガーワイド4インチでした。カラーも#105 ダークウォーターメロン/ブルーFとイワシとはかけ離れたカラーがヒットカラーです。
もちろんマッチザベイトを意識してまずはスタッガーオリジナル3.5インチ#S-03 シルバーシャッドGから投げました。
すぐに釣れてこれがパターンかと思いましたが、ここからシーバスの猛攻にあってしまいます。
そこでスタッガーワイド4インチにチェンジしました。
明らかにマゴチからの反応がいいのはスタッガーワイド4インチでした。
イワシ喰いのパターンなのか、実はイワシを食いに来ている何かをマゴチは捕食しているのかは分かりませんが、イワシがいるからイワシパターンかというとそうではないというところに釣りの面白さがあると思います。
ちなみに、なぜ僕がこの状況でスタッガーワイド4インチを投げたかというと、今のところスタッガーワイド4インチは外道率が0%だからです。良くも悪くもマゴチしか釣れないルアーは今のところスタッガーワイド4インチだけです。
オリジナルはもちろんワイドの3.3インチはヒラメやキビレ、イナダなどの外道が釣れた事があるのですが、ワイド4インチは今のところマゴチ以外釣れたことがありません。
そういった理由で、シーバスを避けてマゴチだけを反応させることが出来るのではないかと思い、ワイド4インチをセレクトしました。
去年からマゴチにワイド4インチが効くということを言い続けてきました。しかし中々信じてもらえないので今回のザシーバスでの取材で結果が出たことは非常に個人的には満足のいく結果でした。
皆さんも是非勇気をもってワイド4インチをマゴチ釣りに使ってみてください!東京湾では間違いなく効きます!!