HIDEUP Blog 須江一樹

チニングの定番外道マゴチ!コイケシュリンプで65センチ!!

2021-08-10 13:36:47

チニング記事が続いておりますが今回はマゴチについて!と言ってもチニング中のマゴチについてです(^^;)

 

チニングしてると色々なものが釣れます。これもチニングの一つの魅力の一つなのですが、釣れて嬉しい外道もあればイマイチ嬉しくない外道も…。シーバス、ニベ、エイ、サメ、ヒラメ等々。でもチニングやってて最も釣れる可能性が高い外道で、キビレやクロダイよりも釣れちゃう日もあるのが、僕も大好き

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/08/10

マゴチです。なんとこのマゴチ65センチあります(^^;)

 

もちろん写真のようなデカいのも釣れちゃうんですが、基本は小さめサイズのマゴチが多めではあります。小さいってどのくらいかって、大体が30センチ以下なので、お持ち帰りになるにはちょっと小さすぎなのが多めではあります。

 

だいぶ小さいので、釣れるとお客さんは「なんだよー」的なことを言いますが、でも大体笑顔です。小さくてもマゴチ釣れたらやっぱりうれしいですよ(笑)

 

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狙い方も仕掛けも全てチニングと同じ。ウキ止めゴムフリーリグのコイケシュリンプ ナチュラルグリーンブルーで65センチは釣りました。キビレ黒鯛狙ってて釣れるが故に外道ですから、仕掛けが同じなのはあたりまえですね(笑)

 

川周りでいうと小さいマゴチが多いけど、小さいの何匹か釣るとたまに大きいマゴチが混じる、という感じの釣れ具合です。近場の根回りはあまり釣れないけど、釣れると小さくはない40センチ以上のマゴチが釣れる可能性が高いというイメージ。要するにどこで狙ってても混じってくるという事です。

 

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コイケシュリンプでももちろん釣れますが、やはりマゴチ定番ワームであるワイドやオリジナルももちろん釣れます。ワイド2.7ツイン シナモンブルーギル!

 

良い日には20匹以上チニング中にマゴチが混じってしまう事もあります。と言ってもその中で50センチ前後の良いサイズと呼ばれるサイズは4,5匹ですが…でもキビレ黒鯛に加えてマゴチがそんなに釣れてくれるならいいですよね!マゴチ狙いっていう訳ではなく、マゴチ釣れたら持って帰りたいなーくらいだったり、アタリ多めで釣れる釣りがしたい!っていう方は、今のチニングは非常に魅力的です。

 

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オリジナル3.5でも!モーターオイルGF!

 

最近でいうとマゴチ率が高めのワームでいうと、シャッドテールやカーリーテールなどのテールがついた波動が出るワームです。マゴチが釣りたい!っていう方はそういう選択肢もありですが、そもそもチニングなのでキビレ黒鯛のアタリが出てくれないと、という部分もあります。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/08/10

キビレ黒鯛のアタリが多くて、なおかつマゴチのアタリも多いのは、現状やはりコイケシュリンプです。とにかくアタリが一番多いので、チニングにはコイケシュリンプが最もおススメのワームです。

 

チニングについてはハイシーズン真っただ中で、台風明けで状況が変わっていて欲しくないターゲットの一つです。マゴチもキビレもクロダイも台風明け釣れますように!!チャレンジお待ちしております!!

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MUKADEとコイケシュリンプの組み合わせでワームの持ちが抜群!

2021-08-05 16:39:42

そろそろしつこいかな?(笑)

引き続きチニング記事です。

 

川のコイケシュリンプズル引きに必須の二つのアイテム!

川のチニングはコイケシュリンプのボトムリトリーブで広く探れ!

狭い&根がかりポイントにはワイドホグのボトムバンピングで攻めろ!!

コイケシュリンプの濃い毛が生むチニングにおける2つのメリット

 

釣れる理由については前回お伝えしましたが、まだメリットはあります。というかもしかしたらこれが最大のメリットかもしれません。ワームの持ちについてです。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/08/02

これ意外とチニングに重要だと思っているのですが、コイケシュリンプは非常に持ちが良いワームです。クロー系やホグ系のワームのように食われたら取れてしまうようなテールが元々ないので、ワームとしての性能を維持しやすい形状だという事がまず持ちが良い要因の一つです。

 

加えてイチカワフィッシングのMUKADEフックと組み合わせることで、通常のワームの何倍もワームが持ちます。

 

チニングに使うワームフックには大きく分けて3つ形状があります。オフセットフック、スクリュー式ロックフック、マス針、この3つです。特徴でいうと

 

オフセットフック メリット:根がかりが少ない   デメリット:ワームが切れる・ずれる、フッキングが悪い

スクリュー式   メリット:ワームがずれない、根がかりが少ない   デメリット:ずれたらワーム修復不可能、オフセットよりもフッキングが悪い

マス針      メリット:フッキングが良い    デメリット:ワームがずれる(通常単体では使用不可)

 

こんな感じです。ズル引きの釣りをやるとわかりますが、とにかくアタリまくります。でもなかなか掛かりません(^^;)

 

掛からないアタリを少しでもフッキングしたい!それはこの釣りをすれば誰しも思う事。そうなるとフックむき出しのマス針セッティングなんですが、マス針はワームキーパーがないのでワームキーパーを作るか、オフセットフック等を使って固定したうえでマス針使うかになります。でも結局どちらの場合も釣れるとワームすぐ壊れちゃうんです。なんならバイトだけでも壊れちゃう(´;ω;`)

 

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その上でコイケシュリンプ&MUKADEは最強の組み合わせ。まず以前書いた通りMUKADEにはケンと呼ばれるワームキーパーが付いているので。ワームがずれません。ですのでMUKADE単体での使用が可能です。ダブルでフックをセットするのは正直僕はめんどくさいから嫌いなので、これは非常に嬉しい。そしてワームキーパーを作らなくていいからこれもめんどくさがりな僕には非常に嬉しい。

 

そしてMUKADEのケン自体はとっても小さいので、通常釣りしててもズレませんがキビレが釣れるとズレます。これはフッキング率の向上にも一役買っていると思っています。ズレますがケンが極小なのでワームが壊れません。ちょっと角度をずらせば刺し直し可能です。これが最大のメリットです。

 

コイケシュリンプはずらして刺し直しが何回もできるんです。カラーによっては上下もないので、グルグル回して何回も何回も刺し直し可能です。これが他のフックセッティングだとすぐ壊れちゃうので必ずMUKADEとコイケシュリンプの組み合わせにしてください。フック変わると壊れちゃいます。

 

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何なら前後ろだって逆でも釣れます。この写真は普通に刺してますが、逆でも釣れてます。その場合はツインテール部分はカットした方が無難かなと思います。

 

角度替えて差し直せて、ダメになったら逆からもさせる。正直1本あたりの値段的にお安くないコイケシュリンプですが、持の良さを考えるとかなりコスパの高いワームです。ただし針はMUKADEじゃないと持ちません。大体ボトムチ二ングって釣れるワームが偏るから、釣れすぎて釣れるワームがなくなった時点で終了となりがちなんですが、ワームが持つって言うのは釣り続けられるっていう点からしてもメリットです。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/08/02

 

何回も使えるので、ワームのカラー変更も気兼ねなくできます。他のワームみたいに1回使ったらお終いじゃないので、変えたワームはとっておけばまた使えます。

 

ただし、ワームの釣り全般に言えることだと思うのですが、1回使ったら匂いや味は多少抜けてしまってるので、その部分は補充が必要です。ですので、僕はストラットレーシングフォーミュラーをパッケージに最初から数滴たらしておいて、その中に戻すようにしています。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/08/05

フォーミュラーって効くの?ってよく聞かれますが絶対効いてると思います。キビレやカサゴなどアタリが多い釣りは明確にわかります。アタリの数が違いますし、食い込みも明らかに変わります。特に変わるのは食い込みの部分で、乗らないアタリが乗るアタリに変わります。ですので、使ったワームに匂い味の補充はお忘れなくお願いします。僕が使ってるのはエビの方です。そもそも最近は最初から数滴たらしてしまってます。驚くほどずーっと臭いですコレ。

 

釣れるワームという部分ももちろんですが、持ちが良いというのは実は他のワームと比べて明らかにアドバンテージがある部分かなと思います。チニングにコイケシュリンプ!超おススメです!!

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コイケシュリンプの濃い毛が生むチニングにおける2つのメリット

2021-08-02 10:38:15

更に引き続きチニング記事です。

川のコイケシュリンプズル引きに必須の二つのアイテム!

川のチニングはコイケシュリンプのボトムリトリーブで広く探れ!

狭い&根がかりポイントにはワイドホグのボトムバンピングで攻めろ!!

 

やっとコイケシュリンプネタまで到達です(^^;)

 

 

前回までは川のチニングにはズル引きが有効で、ズル引きアクションにはコイケシュリンプがハマります。で、コイケシュリンプのズル引きに必要なアイテムはこの二つっていうことをお伝えしました。

 

で、コイケシュリンプが釣れる理由なんですが、魚じゃないんで分かりませんってのも正直なところなんですが一応僕なりの見解を書いてみます。

 

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まず、コイケシュリンプの使い方は前々回お伝えした通りズル引きです。ボトムをドンドンさせながらリトリーブしてくるアクションでキビレが釣れます。

 

その使い方においてコイケシュリンプのアクションは無波動・強抵抗です。これはコイケシュリンプにはシャッドテールやカーリーテールのような波動を生むものがなく、ボディに生えている多くの毛の抵抗によるものです。ちなみにコイケシュリンプのコイケは小池さんが考えたからコイケではなく『濃い毛』でコイケです。

 

無波動って言うのは魚の好みの部分なので、正直釣れる理由は分かりません。というかお客さんの釣果等を見るに実は無波動よりも強抵抗の方が実は釣れる理由になっているのではないかと思っています。

 

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コイケシュリンプの毛はボディ全体に生えており、この毛を自分好みにカットして使うのが本来の使い方です。チニングではとにかく抵抗を強くしたいと思っているので、この毛をあえて一切カットせずに使用します。

 

抵抗を強くするとどうなるか。まずはルアーが動かなくなります。抵抗が強いので震えたりとか、首降ったりとかそういうアクションが一切生まれない、ズル引きしてる最中は少し太めのただの棒になります。これがまずは重要な部分だと思っています。

 

キビレに限らず一直線に動くルアーが効く場面は他魚種に多々存在します。例えばメバルやシーバスでI字系と呼ばれるルアーが効く場面であったり、同じタイ類でいえばタイラバも軌道がぶれない巻き方をする方が釣れます。キビレもこれと同じで一直線にブレないでアクションをするルアーに反応がいいから、コイケシュリンプのような毛の抵抗を使って、ルアーを一切ブレないようにすることで反応が良くなるのではないかと思っています。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/08/02

その上で釣り人にもメリットがあります。抵抗が強いとズル引きの釣りがしやすいんです。

 

ズル引きの釣りはボトムをリトリーブする時のドンドン感が重要と前々回にお伝えしました。ドンドンと砂の凹凸を叩くようにリトリーブするとキビレが釣れるのが、このズル引きの釣りです。ですのでこのドンドン感がこの釣りの命で、ドンドンを感じないとこの釣りは成立しません。このドンドンがコイケシュリンプを使うとわかりやすくなります。感覚的にはドンドンのボデュームが上がるイメージです。

 

ズル引きの釣りとは言いますが本当にズル引きしてはルアーはドンドンしません。ドンドンさせる為には若干ルアーを浮かす必要があります。その為にはシンカーの重さを必要以上に重くしてしまうと底はとれますがルアーが浮いてくれないので、シンカーは適当に軽くする必要があります。軽くするとルアーが浮き上がって底が取りづらくなってしまうんですが、この浮き上がりをコイケシュリンプの毛の抵抗で抑えてボトムから離れないようにしているので、軽いシンカーでも釣りがやりやすく、ドンドン感も強く感じるようになります。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/08/02

 

毛の抵抗でドンドンを感じやすくして軽いシンカーでも釣りをしやすくする。更にドンドンさせた際にブレてしまいがちなルアーのアクションを毛の抵抗で抑えて一直線感をだす。チニングにおけるコイケシュリンプのこの二つのメリットに気付いてから川のチニングが本当に釣れるようになりました。

 

まだコイケシュリンプのメリットはありますので次回また書きますね。

 

続く

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