HIDEUP Blog 須江一樹

投げる方向が釣果の鍵?ワイド4マゴチイワシパターン

2022-08-01 17:37:39

前回→マゴチイワシワイドパターン後半戦!ワイド4ホグ&ワイド4ツインで連発!

 

今回ハマったアクションはいつものリフト&フォールですが投げる方向がポイントでした。普段ならドテラ流しで流している、船が流れていく方向、つまり風下側に投げますが今回は逆。風上側に投げるとアタリが頻発しました。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2022/07/14

ワイドツイン4 ウォターメロンシード!

 

風上側に投げる注意点としては動かしすぎないこと、巻きすぎないことです。風下側に投げるとルアーに船が向かっていく方向に投げることになります。逆に風上側に投げるとルアーから船が離れていく方向に投げることになります。当たり前のことですが、この船の動きを理解することが非常に重要です。

 

マゴチ釣りにおいてリフト&フォールの生命線となるのはフォールアクション。マゴチのバイトはなぜかほとんどフォール中に集中します。フォールはテンションフォールです。リトリーブを止めてテンションをかけたままフォールさせていきます。このテンションフォール時に船がルアーに近づいているか、離れているかを理解してアクションするとマゴチが釣れるようになります。

 

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ワイドホグ4 グリーンライトギル!!

 

風下側、つまりルアーに船が近づいている方向に投げる際には、テンションフォール時に船がルアーに近づいているのでテンションが緩みやすく着底しやすくなります。普段は風下側に投げて1〜2回転ほどリールを巻いてテンションフォールと言っていますが、これはルアーに船が近づいてる方向に投げるため着底がしやすく、ルアーに船が近づく分リフト量を上げるためにリール1〜2回転としています。

 

同じ状況で逆に風上側に投げてハンドル1〜2回転回してしまうと、船がルアーを引っ張ってしまうため、テンションフォールがテンションフォールにならずそのままスイミングしてしまうような形になってしまいます。スイミングしてるのでいつまでも着底することはなく、ボトムが行方不明状態になってしまうのです。

 

文章だと難しいんですがわかりますかね汗

 

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ワイド4 DDD!前回から引き続き好調!!

 

風上側に投げて釣れる時は、リフトの時のリールを巻く回転数を半分くらい(船が流れるスピードによる)、しかも早く巻かずに少しゆっくり目に巻くとちょうど良いリフト量になります。もしくはロッドでチョンっとリフトさせるだけでもOKです。ホントにチョンで十分です。

 

風上側に投げる意味としては、単純にマゴチが反応する向きということがあります。投げる角度つまりルアーが通る向きによってマゴチの反応が変わる場合があります。おそらく頭の向きの問題なのですが、こっちに投げた方が反応するよね!って時があるのでそういう時に投げます。

 

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ワイド4 イタスギル!

 

さらに風上側に投げた方が、テンションフォールの具合がマゴチに合うと言うケースもあります。

 

これがどういう時というのは感覚的な部分の為説明が非常に難しいのですが、僕の感覚で言うと潮を噛んでる感じがする方が風上側であれば風上側に投げます。

 

この部分は感覚的な話しでありますし、正解は結局マゴチが釣れてくれて出るものなのですが一応…

 

今回お伝えしたいことは使うワームももちろん大事ですが、アクションも非常に大事という事です。アクションに対して投げる方向まで気にするとさらに釣れるマゴチが多くなりますので、投げる方向を意識したアクションも是非試してみてください。

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