ワイドフィッシュを振り返るその2
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で、あっさりバスをキャッチした後に私は狙い通り仕留めた爽快感と満足感に浸ったのと同時に自分の攻め方に確信を持ちました。
晴天の空に春を感じる少し強めな風。
見慣れたまだ茶褐色なアシ際にスタッガーワイドツインテール4インチを同じ攻め方で狙って行きます。
と同時に1匹目のバスを釣ると必ずスマホを片手に先ほど釣り上げたバスの写真を眺めながら余韻に浸ります。
トーナメンターだとしたら有るまじき行為ですが、私は一般アングラーであり、それと共に無類のバス好きでして、バス1匹、1匹の感動忘れられずにこの行為を繰り返しますw
がしかし、状況はそんなに甘くなくその後は反応なく、移動を決意しました。
移動の最中も釣り上げたバスのことばかり考え、非常に幸せな気持ちです。
そして程なくして、マップを見ながら良さそうな池を発見したので私はそこで竿を出すことにしました。
時刻は午前10時ごろだったと思います。
生い茂る藪を掻き分け、まるで獲物を狙う肉食動物かのように抜き足、差し足で時間をかけ進みます。
今度の野池は岸際に沈み木、カバーが多い野池。いかにもという雰囲気に鼻息も荒ぶります。
足元のカバーに先ほどと同様にスタッガーワイドツインテールの3.5gテキサスリグを落とし込みます。
殺気を殺しているせいか、妙に釣れそうな野池の雰囲気のせいか、はたまた集中しているせいか、スローモーションのように感じる。
その直後。
コンという小さいアタリの後に勢いよくラインが走った。
しかし、ラインはカバーに干渉し、2重も3重もしているため、生半可なフッキングでは、バスの口にフックを貫通させることが出来ない。
かといってラインはフロロカーボン16lb無茶をすれば切れてしまう可能性もなきにしもあらずといったところだ。
私は瞬時に適正と考えたアワセを考え、ハイギアリールで一気にラインを巻き取り、重みが乗った所で適度にロッドを煽り、アワセを入れた。
その瞬間ドスンと重みが乗ったが、直後すぐに寄ってきてしまいバスは抵抗するまでもなく抜き上げられた。
サイズは40センチ強といった所でしょうが、狙い通りに1投目に仕留めた快感に酔いしれる。
撮影を速やかに済まし、ラインを結び替え、次の戦略を考えるのでありました。